XC 142をはじめ様々なVTOL機を多数製作しているRan D. St. Clair氏の新作を見てびっくり。
舵面のない円形翼のテイルシッターです。
OpenAeroVTOLを書き込んだKK2ボードを安定装置として4つのペラだけでとても安定して飛んでいます。飛行モードは3つあるようで離陸、中間の遷移と飛行モード。中間モードでは45度くらい上を向いて飛ぶようになっている。軽いせいもあるでしょうが、円形翼機としてとてもスムーズに遷移して広い速度域で飛んでいます。
ARFのVTOL機もいくつか出てきましたがスイッチで離着陸と飛行モードを切り替えるだけ、その間中間モードでゆっくり飛べないとVTOL面白くないと思うのです、OpenAeroVTOLにこの形なら理想に近そう?作って見たい。
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同氏は同じOpenAeroVTOLを使って’板’も飛ばしています。垂直安定版とかドラッグラダー無しで2つのペラの推力差だけでヨーを制御する。
かなり風があるときのフライトのようですがなんとか飛ばしています。
ちなみにRan氏は円形翼機のヒントをFlite TestチームPeter氏のこれに影響受けたとか。これはこれですごい。