2016年9月13日火曜日

GOLE1 PC

このところ飛行場にPCを持っていくのが面倒。ノートPCとはいえ、自宅のUSBドライブをいちいちはずすのが手間。PC自体も数年使っているので内蔵バッテリがだいぶへたっています。外部電源が必要。

APMのTowerとかAndroidタブレットで便利なソフトもあるのですが、ログをとったりとか細かい設定はどうしてもWindows PCが必要になります。そこで目にした小さなPCを買ってしまいました。

クラウドファンディングサイトIndiegogoでキャンペーンを張っていたこのGOLE1という怪しさいっぱいのミニPCに思わず投資しました。中国のメーカーのクラウドファンディングとはいえ、TV BOX PCで実績のあるメーカーらしいですし、落とし穴少なそうと判断。6月末に2GB/32GB モデルを$89+送料でファンディング、発送を待っているうちにGearbestが販売したのであまり変わらない値段で4GB/64GBモデルも注文、先に到着。^^;


まっとうなWindows 10 HomeとAndroid 5.1のデュアルブートのPCです。ディスプレイは5インチ1280x720のタッチパネル、アルミ削り出し(?)の筐体にUSB 2ポート x 3, USB 3ポート x 1、HDMIポート、LANポート、おまけに充電用micro USBポート、Micro SDスロットとI/Fいっぱい。無線LAN、Bluetooth。内蔵電池は2600mAhで一応2時間以上持ちそうです。長く使うときにはスマホ用の外部USBバッテリで大丈夫。やたらとUSBやらつなぐものが多い飛行場で使えそうです。PCとはいえWindows側もタブレットモードもあり、加速度センサーだけは付いているので縦でも横画面でも使えます。

CPUはCherry TrailのZ8300で4コアもあり。YouTubeの4Kも再生できました。(Core i7 Intel HD3000のPCでさえ再生できないのに。。。)ATOMも今はとても速いのね。

ファンレスなので発熱がちょっと心配。また給電に不安があるのか外部USB3ドライブは調子がよくないとつながらなかったりします。あと電源スイッチがものに押されて勝手に入るのでそこらにぽんと置くのは注意。まあこんなもの。HP200LX以来のミニPCです。

で、肝心のMission Plannerはちゃんと動きました。


USBケーブルでPixHawkからログダウンロードも問題なし。マウス無しでもタッチパネルで何とか操作できます。フルサイズのUSBポートはとっても便利。Android側ではTowerもちゃんと動く。


あまりに画面が小さいので7インチのタッチパネル付HDMI端子付IPS 液晶も入手してあります。つなぐとどちらの画面でもタッチパネルが使えるのはたいしたもの。

ちなみに2GB/32GBのほうは届いて確認したらメモリが4GB載っている。とっても安い。今ならGearbestでどちらも購入できます。

2016年9月12日月曜日

お山に

お山に一泊で行ってきました。二日とも食べすぎなくらい飛ばせたのがありがたい。

https://goo.gl/photos/DqCV5Dxw9849DrDt8

南北の峠ですが、北風で上がってきたガスを南風が押し戻しているのは初めて見ました。




早朝お会いしたマルチコプター空撮をされていた人にいろいろお話聞けました。奥が深い!
その方撮影タイムラプスと空撮の素材を使った映像作家さんの作品。なるべく高い解像度設定で暗い部屋で見ることお勧め。

2016年7月14日木曜日

SLT VTOL Quadplane

自分でもVTOLを製作してみた記事を今月発売のラジコン技術に掲載させていただきました。ちょっとページがあふれ、細かい設定内容は来月回しに。

とりあえずこちらのRCGroupsのポストにまとめてあります。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=34927066&postcount=69

SLT(Separete Lift Thrust)形式、つまり推進用の動力は別に付いているタイプのVTOL機です。要はクワッドコプターを飛行機につけたタイプ。

OpenAeroVTOLを書き込んだKK2 miniをフライトコントローラとしており、Ran D. St Clair氏の製作されたVTOL Fun Cubの設定をほぼそのまま使っています。


元の機体の重量800gほどに対して、400g以上増えましたが滑走離陸するわけではないので何とか飛んでいます。送信機の脇のスライダで浮上飛行と水平飛行のモードのミックス具合を切り替えて飛ばすのですが、オートレベルの入ったクワッドコプターのモードは乱流に強いことに加えて、少し推進用プロペラを回しておけばどれだけ強風でも安定して垂直離着陸できます。楽しい。


VTOLならではの飛ばし方を求めてフライトエンベロープ拡大中。地上近くを飛ばすのが楽しいのですでに数回中破させています。。製作も容易なのでお勧めです。次はPixHawkでも積んだのを作ってみたい。

フライトの様子はこちら。最初の中間モードでの短距離離陸から、水平飛行へ切り替え、水平、垂直飛行遷移を数回行っています。

2016年5月3日火曜日

過激なVTOL

いろいろなRC VTOLが登場してきています。

業務用ですが電動で2時間の飛行ができる大型機。浮上用のペラの制御凝りすぎ


推進用はガソリンエンジンでで6時間の航続時間の機体。浮上用は別モーターのいわゆるクワッドプレーン。どうやってペラ停止位置を制御しているのだろう。



ぶっ飛んだのはこれ。RC VTOLのイメージを吹き飛ばすかっ飛び。
機体はSokol 400ベース(!)、ペラは全部6x4.5。舵面は無しですべてクアッドモーターで姿勢制御しているとか。高速飛行からマルチコプターに切り替えて迎角を付けストールさせ急ブレーキをかけたりしている。

http://diydrones.com/profiles/blogs/hybrid-fpv-racer


筆者もRan D. St. Clair氏の円形翼機に従って小さいのを作って飛ばしています。VTOLは普通に作れるようになりましたし、いろいろ可能性があります。この機体の製作記事を今月発売のラジコン技術誌に書きました。


2016年2月21日日曜日

未来の見事な飛行機械

スイス連邦工科大学 ETHのRaffaello D'Andrea氏のTEDでの新しい講演が公開されています。

 TED2016 Raffaello D'Andrea: Meet the dazzling flying machines of the future

同じくTEDで2013年6月に行われたクアッドコプターの運動能力について講演はすばらしいものでした。日本語でも視聴できるようになっており、またNHKでも放送されました。

TEDGlobal 2013 クアッドコプターの驚異的な運動能力

今回の講演でびっくりするのは、室内での位置決めに外部カメラが使われていないこと。機体上のセンサーだけで位置と動きの判断を行っているとのことです。VTOLから異形の機体、25機以上のマイクロ機のスウォーム飛行までとんでもないものを見せてくれます。

TED2016 Raffaello D'Andrea: Meet the dazzling flying machines of the future

2015年12月22日火曜日

何でも飛ばしちゃうOpenAeroVTOL

XC 142をはじめ様々なVTOL機を多数製作しているRan D. St. Clair氏の新作を見てびっくり。
舵面のない円形翼のテイルシッターです。
OpenAeroVTOLを書き込んだKK2ボードを安定装置として4つのペラだけでとても安定して飛んでいます。飛行モードは3つあるようで離陸、中間の遷移と飛行モード。中間モードでは45度くらい上を向いて飛ぶようになっている。軽いせいもあるでしょうが、円形翼機としてとてもスムーズに遷移して広い速度域で飛んでいます。

ARFのVTOL機もいくつか出てきましたがスイッチで離着陸と飛行モードを切り替えるだけ、その間中間モードでゆっくり飛べないとVTOL面白くないと思うのです、OpenAeroVTOLにこの形なら理想に近そう?作って見たい。
RCGroupsのスレッドはこちら

同氏は同じOpenAeroVTOLを使って’板’も飛ばしています。垂直安定版とかドラッグラダー無しで2つのペラの推力差だけでヨーを制御する。




かなり風があるときのフライトのようですがなんとか飛ばしています。

ちなみにRan氏は円形翼機のヒントをFlite TestチームPeter氏のこれに影響受けたとか。これはこれですごい。


2015年12月16日水曜日

米国FAAで250g以上のすべての機体の登録が義務付け

前回お知らせした米国FAAの無人航空機登録の義務付けの詳細が今月14日に発表されました。事前の予想を超えて厳しい内容で、250g以上の離陸重量の機体はすべて登録が必要というものになっています。

該当する機体を飛ばす人は12月21日から開始される登録Webあるいは文書にて氏名、メールアドレス、住所を登録し、発行される番号を機体に記入しないと飛ばすことができないとのことです。
該当する機体を持つ人は一度登録して発行される個人ごとの固有の番号を、飛ばす機体すべてに記入する。つまり機体というよりは操縦者の登録システムとなっています。

https://www.faa.gov/uas/registration/



詳細は200ページ以上もある文章なので読みきれていないですが、Q&Aの概略は以下のとおりです。
  • ドローン、ラジコン模型も、趣味用、自作機もすべて登録対象(フリーフライト機等は別)
  • 所有者名、メールアドレス、住所を登録する。
  • 登録によりナンバーが発行され、それを機体に明記する必要がある。
  • 屋外を飛ぶものは私有地であろうがすべて対象。
  • 今までに飛ばしていた機体もすべて対象。自作の機体もすべて対象
  • 飛行機の登録情報とは異なり、一般には登録情報は公開されない。FAAと法執行機関のみが利用できる。
  • 米国市民権を持つ人だけが登録できる。13歳以上だけが登録できる。
  • 趣味用途であれば機体の種類やスペックなどの入力は不要。(業務用は別途登録が必要)
  • 登録費用は一機につき一人につき$5(700円ほど)。3年ごとに更新が必要。
  • 登録内容はメールで通知。問い合わせがあった場合はそれを見せる必要がある。
10月にその意向が発表されていましたが、実際には容赦ない内容になっています。模型連盟であるAMAもこのシステム作成のタスクフォースとして協力していましたが、遺憾の意を発表しています。いろいろ疑問点があり、たとえば旅行者やFAIの大会などで米国に来た外国人や市民権を持たない駐在員などはどうやったら登録できるのかなどわかりません。

これで250g以下のジャンルが活発になると予想されます。日本国内は200gまでなのでその差が気になります。